チュー・キッチンChew Kitchenのメニューはハズレがない ローカルの素材を使ったサラダがおすすめ
チュー・キッチンChew Kitchenのメニューはハズレがない ローカルの素材を使ったサラダがおすすめ
チュー・キッチンと言っても、ネズミでもないし、噛む(chew)わけでもありません。これは場所の名前で、サマセット州のチュー・バレーChew Valleyにあるからそういう名前がつきました。
一押しのサラダ・プレート Chew Kitchen Salad Plate
このレストランで一番のおすすめはなんと言ってもサラダ。全てローカルの新鮮素材でできているんです。
僕は外食では絶対にサラダは食べないんですが、ここでは別。見ての通りシンプルでホームドレッシングがちょこっとかかってるだけ。ドレッシングはヴィネグレットソース(フレンチ・ドレッシング)っぽくておいしいんですが、おいしさの理由はやっぱり素材。フルーツも野菜もすべて地元で取り寄せたもので、新鮮そのものなんです。
サラダにはブドウ、リンゴ、トマト、キュウリ、かぶ、レタス、ルッコラ、オニオン、パプリカ、ビーツなどが入っています。フルーツもむっちゃ甘くておいしい!チキンのグリル、ヤギのチーズ、サーモンフィレから選んでサラダに付けることができます。
ハンド・カット・チップスHand Cut Chips
僕はチップス(イギリスの太めのフライドポテト)は殆ど食べないんですが、ここのは絶対食べます。なぜかというと、ホームメードなんです。ローカルの新鮮なポテトをレストランで切ってフライしています。冷凍の商業品を使っているレストランと比べると、もう違いは断然です。味が全然ちがいます。外はカリカリで中はホクホク。一つ食べると止まらなくなります。
その日のデイリー・スペシャルも豊富 Daily Specials
チュー・キッチンではいつもデイリー・スペシャルが豊富で、壁にある黒板にズラーっと書いてあります。いつも10種類ほど書いてあるんですよ。ここからスペシャルを頼むのがまた楽しい。特にオムレツ。オムレツはなぜかたまーにしかないので、僕にとって幻のメニューなんですが、これがすごくおいしい。
僕の大好きなちょい半熟系のオムレツで、卵自体に味がしっかりと付いているので、ケチャップがいりません。というか、味が損なわれるのでかけるべきじゃないって感じ。卵も中に入っているハムもチーズも地元のもの。サイドで付いてくるサラダもメインのサラダ・プレートと同じぐらいおいしいので、全部食べてしまいます。
もう一つのお気に入りはムール貝ですね。これもたまにしかないので、スペシャルにあるのを見るともう迷わずこれを注文します。このレストランは素材を生かす味付けが多く、ムールも例外ではありません。とてもシンプルなマリニエール(白ワイン、バター、玉ねぎ、パセリ、クリーム等)です。貝の本来の風味を味わえて最高。
僕の住んでいるサマセットにはおいしいレストランが他にもたくさんあるので、いろいろ紹介していこうと思います。皆さん、イギリスはおいしいレストランがたくさんあるんですよー!
チュー・キッチンのサイト
トリップアドバイザーの評価
イギリス、コーンウォールの観光スポット2 リザード半島のカイナンス・コーブと英国のモン・サン=ミシェルこと、セント・マイケルズ・マウント
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カイナンス・コーブ Kynance Cove
前回のポースレーヴェンPorthlevenの港町から南に行くと、英国本島の南端、リザード・ポイント Lizard Pointがあり、そこから2マイルほど北に沿岸のウォーキングcoastal walk にもってこいの場所、カイナンス・コーブ Kynance Coveがあります。荒い地形を歩くcoastal path は荒れ狂う波の横を歩けて迫力満点。写真のように波が引いた時を狙って渡らないといけない所もあります。
途中で崖の横にカイナンス・カフェKynance Caféというカフェがあるので、ここで一休みがてらクリームティーで休憩。前にも書きましたが、クリームティーはクリーム入りのティーではなく、紅茶とスコーンのセットのこと。クロテッドクリームとストロベリージャムが付いてきます。クロテッドclottedとは凝固したという意味で、煮込んだミルクの上澄みからできている濃厚なクリームです。コーンウォールは主要な製造地です。
前回の記事にも書きましたが、コーンウォールって、海の色がターコイズグリーンなんですよ。青い海に慣れている自分にとってはとても神秘的で、別世界のようです。地形も植物も自分のいるサマセット州とは全く違うので、ハイキングをしながら景色を見るだけで楽しめます。
セント・マイケルズ・マウント St Michael’s Mount
次に向かったのがマラザイオンMarazionの町。ここはセント・マイケルズ・マウント St Michael's Mount が有名な町です。セント・マイケルズはヘレナ・ボナム・カーターが出ているシェイクスピアの「十二夜Twelfth Night」 の映画の舞台にもなっています。学校のクラスで映画を見た当時、「どここれ?行ってみたい!」と思った場所です。
アルファベットで書くと分かりやすいんですが、Saint Michael’s Mount はフランス語に直訳するとMont Saint-Michelモン・サン=ミシェルなんです。フランスのと見た目も似ているし、両所とも聖ミカエルを祀っています。セント・マイケルズ・マウントはモン・サン=ミシェルの北に位置し、規模はもっと小さいです。セント・マイケルズにあるお城は昔は修道院で、モン・サン=ミシェルと繋がりがありました (この記事では話が長くなるので詳細は省かせていただきます)。
コーンウォールのはフランスのと違って土手道causewayがまだ潮に沈むので、歩いて行けるのは干潮の時のみです。ウェブサイトにその季節の時間が載っているので、チェックしてから行きましょう。夏には満潮でも行けるようにボート・ツアーもあります。
お城まで登るまでにガーデンズ・トレイルThe Gardens Trailがあるので、イングリッシュ・ガーデンを楽しみながら登ることができます。湾流が気候を和らげるので、この島ではリュウゼツラン、アロエ、ローズマリー、ラベンダーなどの植物が栽培できるんです。
上にあるお城は17世紀からセント・オービン一家 the St Aubyn familyが住んでいます。中に入ると家具、骨董品、鎧、紋章などのディスプレイを見る事ができます。
パスティーとパスティス
コーンウォールと言えばパスティーpasty。港町ポースレーヴェンのベーカリーで買って家に帰ってから頂きました。サマセットの家の近所のベーカリーで買うのと比べて、本場のは2倍くらい大きくて、味も違いました。分かりやすく言うと、近所のベーカリーで買うのはコロッケっぽい、本場のは肉じゃがっぽいです。個人的に近所のベーカリーで買う安いコロッケっぽいパスティーも大好きです。
最後はこれ。コーンウォールに行く途中にたまたま車のラジオで紹介していたコーンウォールのパスティーpasty、ならぬ、パスティスpastis。パスティスはフランス、特に南仏で有名なアニスがベースの香りの強いアルコールで、マルセイユにいる時に知って大好きになった飲み物。コーンウォール版があるとは驚きですぐに購入。
違いは、コーンウォールのは地元のハリエニシダの花とオレンジの皮が入っているんです。結構その香りがきつく、フランスのパスティスとは違った味で面白い。ラジオで聞いたんですが、フランスの人にも盛況だそう(ほんまか?)。でも、僕はやっぱフランスのが好きですね。でも珍しいので、ご近所さんと一緒に楽しく試飲しました。
最後に関連リンクはこちら。
リザードにあるKynance Cove Cafe
https://www.kynancecovecafe.co.uk/
セント・マイケルズ・マウントのウェブサイト
St Michael's Mount near Marazion in Cornwall
コーンウォールのパスティスTarquin’s
Cornish Pastis - Tarquin's Gin
イギリス、コーンウォールの観光スポット ポースレーヴェンとセント・アイヴスでシーフード三昧
イギリス、コーンウォールの観光スポット ポースレーヴェンとセント・アイヴスでシーフード三昧
イギリスのコーンウォール地方は、名前は聞いたことがある方は多いんではないでしょうか。僕自身、観光に行く前まではそんなに知識はなく、観光しながらいろいろ知っていくという感じでした。コーンウォールは映画やドラマの舞台にもなっていて、最近ではドクター・マーティンDoc Martinが有名です。ドラマの舞台のポート・ウェンは実はポート・アイザックという村で撮影されています。
僕は2度コーンウォールに行ったんですが、どちらともポースレーヴェンPorthlevenという港町に泊って、そこをベースにして車で移動という形を取りました。ホテルHarbour Innはパブが中にあるので到着日の夜はそのままホテルで食事もできて、ゆっくりハーバーを眺めながらくつろげます。
ポースレーヴェン Porthleven
ポースレーヴェンは中心に小さいハーバーがあって、その周りに雑貨屋やレストランがたくさんあるので、散歩がてらにお店やレストランにちょこっと立ち寄れるのがいいです。英国で有名なシェフ、リック・スタインRick Steinのレストランもあります。
ここ、なんとサーフィンのスポットでもすごい有名なんですよ。寒がりの僕には見ているだけで寒いですが、4月にもうサーファーがいました。
セント・アイブスSt Ives
ポースレーヴェンからいつも最初に車で行く町がセント・アイブスSt Ives。セント・アイブスは芸術家の町でもあり、テート・セント・アイブス、バーバラ・ヘップワース美術館などがあり、ほかにもアートギャラリーや雑貨店などが点在しています。
でも僕がここで楽しみなのがシーフード。海沿いにあるおすすめのレストラン、その名もThe Beach Restaurant。そのままやんとツッコミたくなりますが、名前に騙されてはいけません。ここ、本当にシーフードがおいしいんです。
おすすめはなんといってもカニwhole crab (カニ丸ごと)とロブスターwhole lobster。カニもロブスターもほとんど食べる機会がないので、ここに来たときはご褒美として必ずこの2つは注文します。その日によって数が限られているので、昼のオープン時間に行ってすぐに注文しましょう。僕は大好物のカニをチョイス。スタンダードとラージがあるので小食の僕はスタンダードに決定。で、来たのがこれ。
でかっ!
スタンダードでこれなら、ラージはどうなるんでしょう?
カニ好きにはたまらない、ぎっしりと詰まった厚い身とミソがもう贅沢です。シンプルに煮ているだけなので、海の香りと塩味がたまりません。もうこれだけで一日ご満足ですね。お腹一杯になります。ロブスターはバターかテルミドール・ソースが選べます。僕はロブスターよりやっぱりカニ派ですね。カニとロブスターは日によって値段が変わるので、店内にあるボードでチェックしてください。
The Beach Restaurantでは地元の牡蠣も食べれて、それがまたおいしいんです。なんといっても、カニと同じく、サイズがでかい!生ガキは普段食べないんですが、ここのは身が肉厚で大きく、いくらでも食べられるおいしさ。臭みが無くてミルキーなので、生ガキが苦手な人もここのは食べれるんじゃないかと思いますね。
次回のコーンウォールのおすすめスポットは、景色が壮大なリザード半島と英国版モン・サン=ミシェルと言われるセント・マイケルズ・マウントについて書きたいと思います。
では、最後に関連リンクを貼っておきますね。
ポースレーヴェンのホテル、ハーバー・イン
St Austell Brewery | Welcome to the Harbour Inn, Porthleven
ポースレーヴェンにあるリック・スタインのレストラン
Rick Stein, Porthleven - Rick Stein
シーフードがおいしいセント・アイヴスのThe Beach Restaurant
the beach restaurant » Quality self catering accommodation and restaurants in St Ives
イギリスのクリスマスのお菓子とは 今年も食べるミンスパイとクリスマスプディングのフランベを紹介
イギリスのクリスマスのお菓子とは 今年も食べるミンスパイとクリスマスプディングのフランベを紹介
アメリカではターキーを食べるのを知っている人は沢山いると思いますが、イギリスのクリスマスについてはあまり知られていなんではないでしょうか。
イギリスもターキー、又はガチョウをクリスマスに食べるのが伝統です。もちろん家族によりけりですけど。例えば、我が家ではターキーではなくローストチキンをします。
それに加え、イギリスではクリスマスになると食べる伝統的なお菓子があるんです。ミンスパイとクリスマスプディングです。
ミンスパイ
イギリスではこれは定番で、クリスマスになると必ずどのスーパーにも置いています。なぜミンスパイと言うかというと、ミンスミートが中に入っているからです。ミートと言っても、お肉ではないんです。アプリコット、プルーン、レーズンなどのドライフルーツでできていて、ナツメグやシナモンなどのスパイスでシーズニングされています。
僕はそんなに好きではないんですが、クリスマスにはみんなと一緒に必ず食べます。でも、とてもリッチなので、たいてい一個でギブアップです。友達の中にはチェダーチーズと一緒に食べる人もいます。しょっぱいチェダーと、濃厚で甘いパイが互いに引き立てあうみたいですね。
クリスマスプディング
クリスマスケーキではなく、クリスマスプディングです。見た目も味もすごい濃いです。甘い蒸しケーキのプディングの生地に、甘いドライフルーツやナッツが入っています。これもシナモンやナツメグなどでシーズニングされています。
実は僕はこれが結構好きで、毎年楽しみにしてるんです。何と言っても、ブランデーに合うんですよねー。
イギリスではこれをブランデーでフランベflamberするのが伝統です。フランベを説明するため、これから我が家でブランデーでプディングをフランべする過程を書きますね。
まずはクリスマスプディングをゆっくりと2時間スチームします。
トッピングのカスタードブランデーを作ります。カスタードにブランデーを加え、弱火でゆっくりと温めます。
お皿にクリスマスプディングを乗せます。スプーンにブランデーを注ぎ、ライターなどでそのブランデーを温め、そして火をつけます。
青い火ができます。その青い火のついたブランデーをクリスマスプディングに注ぎます。
火が消えるまで待ちます。
フランベの完成です。
ブランデーバターと、さっきのブランデーカスタードをトッピングして出来上がり。あまり見た目はよくないですね(^▽^;)
我が家ではこれが毎年恒例になっていて、クリスマスになると必ずやる行事です。ミンスパイもクリスマスプディングもこの季節にしか食べない物なので、やっぱりどうしてもみんなと一緒に食べてしまいますね。普段は飲まないブランデーも、クリスマスプディング用に買うので、ついつい飲んでしまいます。
みなさん、フランベする時は火の扱いにはくれぐれも注意してくださいね。
ではよいクリスマスを。Merry Christmas! Joyeux Noël !
アレシフェのレストランおすすめ3つ カナリア諸島アレシフェ観光日記つづき
アレシフェのレストランおすすめ3つ カナリア諸島アレシフェ観光日記つづき
アレシフェのビーチとホテルについて書いたので、今回はレストランを紹介したいと思います。自分が行ったレストランの中で食事がおいしかったのと、雰囲気がよかったレストランを3つ挙げたいと思います。ランキングではなく、3つとも同じぐらいおすすめです。僕はアレシフェに行くと3つとも必ず行くし、他のレストランを試してもまたここに戻ってきてしまいます。メニューも定期的に変わるので、毎回旅行の楽しみになっています。
Tasca la Raspa
ここはタパスのお店で、気軽に立ち寄れるのがポイント。買い物の帰りにテラスに座ってビールだけ一杯っていうのもありです。
ラグーン沿いにあるので、天気のいい日に外のテラスに座って、ラグーンを眺めながら行きかう人々を見ているのが楽しい。夜は旅行客だけじゃなく、ローカルの人もたくさんラグーンに遊びに来るので、色々なバックグラウンドの人が前を通ります。夜の眺めはとても綺麗です。
ここでは何品かその日のスペシャルがあるので、それをオーダーするのがおすすめ。この日はムール貝があって、ためらわずにスチームしたムール貝を注文。とれたてで太ったプリっぷりの大きいムール貝をシンプルにスチームした物。海水の塩気がしっかり効いて、とてもおいしかったです。
次の写真の右側がアレシフェに来て初めて食べた料理セビチェ。ここのお店のは食用の花びらがデコレーションされて、とても綺麗。この料理は、魚介のマリネで、玉ねぎ、トマト、レモン、コリアンダー、パセリ等が入っています。これがもうすごくおいしくて、ハマってしまいました。マリネなので、魚介も野菜も、新鮮なのがとても重要ですね。セビチェを食べたことがない方はぜひ食べてみてください。やみつきになるおいしさです。
左に写っているのがマグロのタルタル・ステーキ。これは生のマグロに玉ねぎ、にんにく、ケイパー、ピクルス、そして卵黄などを入れて混ぜ合わせたもの。このレストランのは上にワカモレguacamoleと、パリパリにフライした薄くて細長いポテトが乗っています。ちなみにタルタルステーキはサーモンやビーフで作ることもできます。
Tasca la Raspaはホームメイドのコロッケcroquetteがおいしくて、シーフード系と肉系と両方食べる事ができます。僕が絶対に食べるのがイカ墨入りのイカコロッケ。風味がまろやかでおいしい。イカの風味がますますイカ墨で引き立つ感じ。中は真っ黒ですが、食べた後、歯が黒くなるという事はなかったです。写真に写っているハムみたいなのは燻製にしたマグロ。これはちょっと塩辛過ぎというか・・・まあ、ビールにはもってこいだったんですけど。
魚介類を食べたのでデザートは口直しに爽やかなヤギのミルクのヨーグルト・ムース。パーム・シロップがかかっています。魚介料理や油っこい物の後は、この甘酸っぱいヨーグルトのムースが口をスッキリとリフレッシュしてくれます。
La Puntilla
ここもラグーンにあるレストランですが、賑わっている場所から離れているので、とても静かでゆったりと食事ができます。店主は一見、無口で厳格な人に見えるんですが、喋るとスマイリーでとてもいい人。
まずはフォアグラのパテを注文。やっぱりパテはおいしいですね。これ、ホームメイドなんです。ミ・キュイmi-cuitといって、半分火を通したもので、薄くスライスしたパンと一緒にいただきます。
そして、ここでもセビチェ。ここのは見た目がとってもシンプルで、エビがドンっと上にトッピングされています。Tasca la Raspaと違うのは、ここのはイカのスルメが入っていること。セビチェはお店で色々味や材料が変わって面白いです。
ここでもやっぱりタコを頼んでしまいました。前にも書きましたが、イギリスではなかなか食べられないんです。代表的なカナリア諸島のMojoソースがかかったもの。
天ぷらがあったのでそれもオーダー。天ぷらは新鮮な素材で出来ていて、衣がサクサクでした。海外では天ぷらの衣を分厚くガリガリにしてる所が結構あるんですが、ここのは軽いサクサクの衣でとてもおいしかったです。付いてきたのは濃厚なお醤油ベースのとろとろソース。やっぱ天つゆの方がいいですね・・(^▽^;)
材料はエビと白身魚、あとはグリーンピース、ズッキーニ、ナスなどの地元の野菜が使われています。天ぷらを食べた時「日本の天ぷらみたいにおいしい」とオーナーに言ったらむっちゃスマイルしてくれました。
Lilium
このレストランのオーナーはとても気さくで、お客の一人一人に話しかけてくれます。久しぶりに行ったにもかかわらず、「前に来てくれましたよね?」と覚えていてくれたうえ、ランサローテ島のガイドをお土産にプレゼントしてくれました。ここはマリーナの海沿いにあるので、夜の海を眺めて潮風にあたりながらゆっくりとした時間を過ごせます。やっぱり夜は外のテラスで食べるのがおすすめです。
スターターはスモーク・サーモンのにぎりと、イカのソテー。このスモーク・サーモンのにぎりはパパイヤも入っていて、シャリはお米じゃなくて、スイート・ポテトがベースのペーストらしく、南国風味になっています。イカはとてもシンプルでガーリックとオイルでソテーされています。
メインはマグロの炙り。これは人気みたいで他のレストランのメニューにもありました。ポン酢ソースで和風になっています。日本と違って、でっかくサイコロ状になったマグロはなんかサイコロステーキみたい。新鮮で、とても柔らかかったです。写真のようにどの料理も量が少なめで、綺麗にプレゼンテーションされています。
とにかくアレシフェはビーチもレストランも人々も最高で、僕にとってはリラクゼーションの場所になりました。毎回なんか、まるで故郷に帰る時のような、そういうほのぼのとした感覚にさせてくれます。
最後に紹介したレストランの情報のリンクを貼っておきます。
Tasca La Raspa (アレシーフェ) の口コミ1,063件 - トリップアドバイザー
La Puntilla Colon Restaurantes (アレシーフェ) の口コミ316件 - トリップアドバイザー
Lilium (アレシーフェ) の口コミ606件 - トリップアドバイザー
前回のアレシフェの記事はこちら。
カナリア諸島のアレシフェはビーチも食べ物も最高
カナリア諸島のアレシフェはビーチも食べ物も最高
今年も9月にカナリア諸島にある町アレシフェに行ってきました。
アレシフェはカナリア諸島にあるランサローテ島にある町です。カナリア諸島には他にも島があるんですが、僕はランサローテのアレシフェにいつも行ってしまいます。
なんといっても、人が少なく、落ち着いていること。もちろん時期によるので、夏休み期間ではない9月の下旬に行くようにしています。気候もまだとても暖かく(27-29℃くらいだったと思います)、ほとんど毎日晴天です。イギリスの9月下旬はすでに結構寒くて天気も最悪なので、太陽を求めてアレシフェに、って感じですね。
アウトドア好きで、旅行中はアクティブという人より、僕のように休みはビーチでゆっくり読書して後はバーでちょっと一杯、なんて人にはもってこいの場所です。
グラン・ホテル Arrecife Gran Hotel & Spa
いつも泊まるのはグラン・ホテル。このホテルはビーチにあるので、もう外に出たらビーチ!めんどうくさがりな人には最適です。そのままビーチに行って、パラソルとビーチベッドを借りてシエスタか読書。日にものすごく焼けるので、日焼け止めは必ず塗ってください。一日塗らないだけで、あとで後悔する事になります。
ラグーン (Charco de San Ginés) とマリーナ
このグラン・ホテルから、メインの場所である繁華街、海水のラグーンそしてマリーナに徒歩で全て行けるので、とても便利です。ラグーンにはレストランが集まっていて、マリーナはレストランとショッピングの施設があります。
ラグーンの周りはいつも地元民と観光客で賑わっていて、近くには市場のテントも並んでいます。僕の行く時期、9月の下旬にはミュージックフェスもあって、ビーチやストリートなどでコンサートが行われ、そしてマーチングバンドが町を練り歩きます。みんなノリノリで参加します。
マリーナはクルーズシップが泊まるので、たくさんの観光客がどっと押し寄せてきます。レストランやブティックが並んでいて、買い物せずにはいられない空気。服や地元のアロエ製品などを買う事ができます。
残念なのが6Dのバーチャルライドが無くなっていた事。温度やドライアイス、水しぶきなどで演出された本格バーチャルライドで、とても楽しかったんです。ランサローテ島の空からの実写バーチャルツアーもこれで出来るようになっていました。
レストラン アルタマール Altamar
夜はホテルに戻ってディナー。ホテルのトップ・フロアには見晴らしのいいバーと、レストランがあります。アルタマールAltamar というこのレストランはとてもおいしく、サービスもいいので、いつも何回かここで食事をします。
焼き立てのパンとコンディメンツ。塩をつけるのがとても面白いですね。あとはチリソース、ハーブ・バターやオリーブオイル等をつけて食べます。
メインはタコ。アレシフェに来ると必ずタコを食べます。ポテトと赤いMOJOソース(オリーブオイル、パプリカ、ガーリック、コリアンダー、ビネガーなどで作られたカナリア諸島のソース)と一緒に出てきます。ポルトガルに行ったときもタコ三昧しました。なぜって、イギリスではタコを出すレストランが滅多にないんです。自分の近所では全くありません。
デザートは名前に釣られてこれにしました。その名もOriginal Sinです。青りんごをトフィー・ムース、シナモン、そしてピスタチオのスポンジで包んだもの。リンゴの酸っぱさとトフィーの甘さが引き立てあって、それにほのかなシナモンとピスタチオの香りがアクセントになって、おいしかったです(そのまま言ってますね)。
ビーチはもちろんの事、グラン・ホテルのプールバーはビーチに面したバルコニーもあるので、一日中プールバーで過ごすという事もできます。あと、スパとマッサージもあるので、カウンターでの予約をお忘れなく。
次回はラグーンとマリーナにあるお勧めレストランについて書こうと思います。
グラン・ホテルとアルタマールのリンクはこちら。
グラン ホテル アレシフェ (Arrecife Gran Hotel & SPA) -アレシーフェ-【 2019年最新の料金比較・口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
絵葉書のような町、フランス、ストラスブールのクリスマスマーケット
絵葉書のような町、フランス、ストラスブールのクリスマスマーケット
5年ほど前にストラスブールでクリスマスを過ごす機会がありました。
ストラスブールはフランスの北東アルザス地方にあり、ドイツとの国境沿いにあります。ストラスブールはドイツとフランスの間で領有をめぐって争いがあったので、標識もバイリンガルだし、バイリンガルの人にも結構会いました。1944年から政治的にはフランスになっていますが、今もドイツ文化の影響をたくさん残しています。
友達に誘われてパリからロード・トリップすることに決定。ストラスブールのクリスマスが有名なのは知っていましたが、行くのは初めてだったので期待に胸をはずませて出発。
フランス人の友達からは、ストラスブールは絵葉書のように綺麗だと聞かされていて半信半疑で行きましたが、結論から言うと、本当に絵葉書みたい。
コロンバージュの建物
まずはコロンバージュcolombageという作りでできた建物。写真のように、外に木組みが見えるようになっていて、なんかおとぎ話に入ったような気にさせてくれます。写真を撮ると、絵葉書のように綺麗に映ってくれるんです。
クリスマスマーケット
なんといっても有名なのはストラスブールのクリスマスマーケット。もう町中がクリスマスデコレーションされてる感じで、とてもチャーミングでした。クリスマスは観光客も多くて、たくさんの人で賑わっています。写真のように夜はイルミネーションされて、とても幻想的。まるで絵本の中に入ったみたい。ストラスブール旧市街は世界遺産に登録されています。
ストラスブール大聖堂 (Cathédrale de Notre Dame de Strasbourg)
ストラスブール大聖堂 は142mの高い尖塔を持つゴシック建築で、中には16世紀に作られた18mにもなる天文時計があります。からくり時計になっていて、毎日12:30にキリストと使者の人形が出てくる仕組みになっています。
大聖堂の前にはchaletシャレー(屋台)があり、ヴァン・ショー (ホット・ワイン vin chaud) やビエール・ショード (ホット・ビール bière chaude)等を売っています。甘くてスパイシーで、寒い冬にはとても温まる飲み物です。カップはリサイクル制で、飲み終わったら全てのシャレーで回収してくれて、とてもエコロジカル。
イル川のクルーズBatorama: Croisière sur l’Ill
イル川のバトーラマのクルーズもすばらしく、ストラスブールの歴史的風景をイル川に沿って堪能することができます。日本語のオーディオガイドもありました。
2019年 バトーラマへ行く前に!見どころをチェック - トリップアドバイザー
タルトフランベ
ストラスブールといえばやっぱりタルトフランベTarte flambée。カリカリの生地にベーコン、生クリーム、玉ねぎ、チーズなどがトッピングされたものです。パリで食べたことがありますが、やっぱり本場のはおいしいですね。いろんな種類があるのでいろいろ食べてみてください。特にストラスブールのチーズ、マンステールmunsterはおすすめです。匂いはキツイですが、味はまろやかでおいしいんです。
写真を探したけど・・・ない!食べるのに一生懸命になっていたせいか、食べ物の写真が全くありませんでした。というわけで自分が行っておいしかったレストランのリンクを貼りたいと思います (^▽^;)。
パリのクリスマスは楽しい おすすめスポットとイベント紹介
パリのクリスマスは楽しい おすすめスポットとイベント紹介
もうすぐクリスマスですね。
パリではクリスマス恒例のイベントが結構あって、クリスマスを過ごすのがとても楽しい場所です。
僕も昔パリに住んでいたことがあるので、そんな僕が個人的に楽しかった、パリのクリスマス・イベントをシェアしたいと思います。他にもいろいろあるんですが、自分自身が経験した物の中から選んで、過去の写真と共に紹介したいと思います。
スケート・リンク Paris sur Glace
Paris sur Glaceは英語で「Paris on Ice」の意味。その名の通り、パリに屋外スケート・リンクが設置されます。写真はla Patinoire de l’Hôtel de Villeと言って、パリ市庁舎に設置されたもの(l’Hôtel de Villeとはホテルではなく、「市庁舎」の意味です)。
残念ながら環境問題の理由もあって、パリ市庁舎ではもうスケート・リンクを設置しないみたいです。でも、次に紹介するチュイルリー公園でのクリスマス・マーケットなど、今年も他の場所にリンクがいくつか設置されます。
Where to go ice skating in Paris in 2019 - Discover Walks Paris
クリスマス・マーケット
クリスマスはフランス語でノエルNoëlと言って、クリスマス・マーケットはマルシェ・ドゥ・ノエル marché de Noëlと言います。屋台はシャレーchaletと言って、このシャレーがたくさん設置され、いろいろな産地の農産物や工芸品が売られています。
昔はシャンゼリゼ通りで行われていて、写真のように通りが両側、このシャレーでいっぱいになっていたんですが、今はチュイルリー公園に移ったようです。光り輝くシャンゼリゼを通って買い物してからチュイルリー公園に着いてクリスマス・マーケットでまたお買い物っていうルートですね(買い物好きにはたまらない)。
ほかにもいろいろな場所でクリスマス・マーケットがパリで開催されます。
パリのクリスマスマーケット2019!期間や詳細をパリ在住者が完全ガイド
デパートのデコレーション
パリには有名デパート、ラファイエット、プランタン、ボンマルシェがありますよね。そのデパートがクリスマスには壮大なデコレーションをするんです。そして、クリスマス・ウィンドウをディスプレイします。写真はギャラリーラファイエットles Galeries Lafayetteのもの。各ウィンドウごとに楽しい展示をしているので、一つ一つウィンドウを見ていくだけでも楽しい。僕はクリスマスにこのウィンドウ巡りをするのが大好きでした。
グラン・パレ le Grand Palais , 世界最大のスケート・リンク le Grand Palais des Glaces
8区にあるグラン・パレは1900年のパリ万国博覧会のために建てられたもので、そのガラスと鉄で作られた天井がとても有名です。ファッション・ショーや、アートの展示会など他にもいろいろなイベントが行われます。
そして、なんと、クリスマスには世界最大の屋内スケート・リンクになるんです。
これはもう楽しくてしょうがないですよ。僕は夜に行ったんですが、スケート・リンクと言うよりむしろダンス・フロア。ディスコ風の照明がたくさん使われていて、DJの音楽もノリノリです。スケート・リンクとナイトクラブが合体した感じ。
食べ物やドリンクのスタンドも設置されています。これは今年のクリスマスも開催するようなので、パリに行くならぜひ行っていただきたいです。
少ししか紹介できませんでしたが、自分が経験した物、楽しかったものに絞りました。他にもイベントはたくさんあるので、リンクを貼っておきますね。
2019年11月・12月のパリ - パリ観光局 - Paris tourist office
次回はストラスブールのクリスマスについても書こうと思います。
映画グーニーズの舞台 マイキーの家もある町アストリア、オレゴン (少し映画のネタバレあり)
映画グーニーズの舞台 マイキーの家もある町アストリア、オレゴン (少し映画のネタバレあり)
昔アメリカのシアトルに長く住んでいたので、オレゴンにあるアストリアAstoriaに何回も行きました。もう10年以上も前の事になります。
シアトルから車で3時間なので(アメリカだと3時間は結構近く感じる)、アストリアは僕にとって週末に行ける「プチ旅行」の場所だったんです。
アストリアといえば何と言っても映画「グーニーズ」。映画でもそのままアストリアとして舞台になっています。この映画はファミコンにもなって、80年代に子供だった世代は沢山の人が知っているんではないでしょうか。これが人生で初めて映画館で見た映画だという友達も何人かいます。
マイキー役のショーン・アスティンは今ではロード・オブ・ザ・リングのサム役で有名ですよね。彼はもう今年で48歳。グーニーズの頃はまだ子供だったのに、時の流れの速さを感じさせられます。
初めてアストリアに行ったのは日本人の友達が行こうと言ってきたから。シアトルに住んでいた僕はグーニーズは知っていたものの、舞台のアストリアの町が近いという事は全然知りませんでした。即答でOKして直ちにロード・トリップ。
それからというもの、アストリアには週末プチ旅行で何度も行きました。とても静かで穏やかな町で、人もとってもフレンドリー。海沿いにあるので、おいしいシーフード・レストランも結構あって、週末を満喫できる場所になりました。グーニーズの映画そのもので、まるで映画の中に入ったよう。
アストリアについて記事を書こうと思ってデジタル・ダストを被っていた古いファイルを探してみたけど・・・写真があまりなかった(泣)。限られた写真ですが、アストリアはどうしても紹介したいので書きたいと思います。
キャノン・ビーチ Cannon Beach
グーニーズと言えばやっぱりこのビーチ。映画では最初の方にカーチェイスで出てきますよね。このビーチは犬を散歩したり凧をあげたりしている人が結構いますが、広いビーチなので混雑はしていません。僕もここで犬を散歩させるのが大好きでした。
ヘイスタック・ロック Haystack Rock
Haystackとは干し草の山のこと。その名のとおり、岩の形がそれに似ているから。この岩は映画グーニーズのシンボルのような存在で、映画の中で何度も出てきますよね。初めて生で見たときは感動しました。実際に見ると、すごく大きいんです。海鳥が巣を作って沢山いるので、バード・ウォッチングしに来る人もいます。
マイキーの家 Mikey’s house
これは映画の主人公、マイキーの家です。映画そのままでした。中には入れませんでしたが、目の前まで徒歩で行けるようになっていました。隣にはマイキーの友人、オタク・アジア人キャラのデータの家もあるので、コアなファンにはうれしい限り。映画のワンシーンに入った気分になれます。
群刑務所 /オレゴン・フィルム・ミュージアムCounty Jail/the Oregon Film Museum
これは映画の最初に出てくる刑務所です。最初にガソリンをまいて脱走するシーンはここで撮影されました。当時、中に入ることはできませんでしたが、今は映画のミュージアムになっています。アストリアは他にも「フリー・ウィリー」、「ショート・サーキット」、「キンダガートン・コップ」などの映画が撮影されています。
フレーベル船長邸博物館the Captain George Flavel House Museum
映画ではマイキーのお父さんが館長をしているミュージアム。実際はミリオネアだったフレーベル船長の邸宅博物館です。映画では子供たちが自転車でこの建物の横を走って行くシーンがあります。中には工芸品や家具などが展示されています。
フラッテリーの隠れ家・岬の灯台レストラン the Lighthouse Lounge in Ecola State Park
フラッテリー一家が隠れ家にしていたレストランはこの場所に映画の撮影のために建てられたものらしく、まったく跡形もなかったです。でも景色は映画そのままで、ダブロン金貨の「3つの岩」もここから見れます。子供たちがレストランに向かって歩いていくシーンを体験できます。
僕が行ったときはマイキーの家にはウェルカムサインがありましたが、今はどうやら近くまで行けなくなっているみたいです。近くまで行けた時に行っておいて本当によかったと思います。
グーニーズの舞台になっただけじゃなく、おいしいレストラン、ミュージアム、そしてアウトドアを満喫できる自然公園、ビーチなどがあり、アストリアは週末を過ごすにはもってこいの場所なので、オレゴンに行く機会があったらぜひ立ち寄ってみてください。観光情報のリンクを貼っておきます。
アストリアのオススメ観光スポット7選! - おでかけ情報満載!「まっぷる」の観光旅行メディア
2019年 アストリアのグルメ・レストラン・ランキング 10選 [トリップアドバイザー]
パリにあるおすすめレストラン、リヨン駅の中にある老舗 ル・トラン・ブルー
パリにあるおすすめレストラン、リヨン駅の中にある老舗 ル・トラン・ブルー
数年前にパリに戻る機会があったとき、リヨン駅内にある有名レストラン、「ル・トラン・ブルー」に行くことになりました。
ル・トラン・ブルーは1900年の万国博覧会Exposition Universelleのために作られたらしく、フランス歴史的記念物にも指定されています。中はフランスの色々な地方や街ををテーマにした絵画で装飾されています(当時の有名画家たちによって描かれたものらしいです)。
レストランは有名だったので名前を聞いたことはあったんですが、行くのは初めてでした。
このレストランは映画にもよく登場しています。有名なのだと、リュック・ベッソンの「ニキータ」があります。あとは僕の大好きな映画、「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(Mr. Bean’s Holiday) 」にも登場しています(僕のお気に入りのシーンなんですが、ネタバレになるので伏せておきます。)。
デコール le décor
入って最初に思ったのが、なんてゴージャス!
インテリアの装飾がもう華々しくて面喰いました。ジーンズと灰色のセーターで行った僕がなんか場違いのような・・・ちなみに、これといったドレス・コードは無いみたいです。ウェイターの人もビシッとスーツに身をまとって、とてもプロフェッショナルな空気を出しています。
メイン le plat principal
僕はなんでも食べてみるほうなので、友達にオーダーを任せました。最初に出てきたのがこれ、「リードヴォー ris de veau」。料理は知っていましたが、初めて口にしました。これは子牛の胸腺で、英語ではsweetbreadと言います。日本語の「シビレ」はこのsweetbreadが訛ったものみたいですね。
ウェイターの人がテーブルの真横まで鉄板を持ってきて、そこで焼いてくれました。火がボーボーと上に放たれて、すごかったです。そして出来上がったのがこれ。
彩りがすばらしい。はじめて口にした感想は、、、むっちゃうまい。表面は少しカリッとして、でも中はやわらかくて臭みもなく、フワフワでクリーミー。繊細な味で表現が難しいです。とにかくおいしい。
でもとてもheavyなので、食べすぎ注意です。完食しましたが、この量でも結構きつかったですね。
デザート le dessert
最後はデザート。僕はプロフィテロールが大好きなので、迷わず巨大プロフィテロールをチョイスしました。
でかい!写真はチョコがかかった後ですが、ウェイターがテーブルまで来てくれて、そしてソース・サーバーのようなもので熱いチョコをかけてくれました。ストップと言うまでかけてくれます。チョコ好きなので、たっぷりとかけてもらって、写真のようになりました。
生地はフワフワで香ばしく、中の甘いクリームとダークめのチョコがいい関係で、とてもおいしかったです。
過去にも書いたんですが、フランスのデザートはやっぱりおいしい。
リードヴォーとプロフィテロールは他のフレンチ・レストランでも食べれる料理なので、ぜひ食べてみてください。
ル・トラン・ブルーのメニューは定期的に変わるようなので、今のメニューがチェックできるようリンクを貼っておきます。あと、お値段は高めです。
⇒ Le Train Bleu | Restaurant Gastronomique Gare de Lyon | Paris 12