絵葉書のような町、フランス、ストラスブールのクリスマスマーケット
絵葉書のような町、フランス、ストラスブールのクリスマスマーケット
5年ほど前にストラスブールでクリスマスを過ごす機会がありました。
ストラスブールはフランスの北東アルザス地方にあり、ドイツとの国境沿いにあります。ストラスブールはドイツとフランスの間で領有をめぐって争いがあったので、標識もバイリンガルだし、バイリンガルの人にも結構会いました。1944年から政治的にはフランスになっていますが、今もドイツ文化の影響をたくさん残しています。
友達に誘われてパリからロード・トリップすることに決定。ストラスブールのクリスマスが有名なのは知っていましたが、行くのは初めてだったので期待に胸をはずませて出発。
フランス人の友達からは、ストラスブールは絵葉書のように綺麗だと聞かされていて半信半疑で行きましたが、結論から言うと、本当に絵葉書みたい。
コロンバージュの建物
まずはコロンバージュcolombageという作りでできた建物。写真のように、外に木組みが見えるようになっていて、なんかおとぎ話に入ったような気にさせてくれます。写真を撮ると、絵葉書のように綺麗に映ってくれるんです。
クリスマスマーケット
なんといっても有名なのはストラスブールのクリスマスマーケット。もう町中がクリスマスデコレーションされてる感じで、とてもチャーミングでした。クリスマスは観光客も多くて、たくさんの人で賑わっています。写真のように夜はイルミネーションされて、とても幻想的。まるで絵本の中に入ったみたい。ストラスブール旧市街は世界遺産に登録されています。
ストラスブール大聖堂 (Cathédrale de Notre Dame de Strasbourg)
ストラスブール大聖堂 は142mの高い尖塔を持つゴシック建築で、中には16世紀に作られた18mにもなる天文時計があります。からくり時計になっていて、毎日12:30にキリストと使者の人形が出てくる仕組みになっています。
大聖堂の前にはchaletシャレー(屋台)があり、ヴァン・ショー (ホット・ワイン vin chaud) やビエール・ショード (ホット・ビール bière chaude)等を売っています。甘くてスパイシーで、寒い冬にはとても温まる飲み物です。カップはリサイクル制で、飲み終わったら全てのシャレーで回収してくれて、とてもエコロジカル。
イル川のクルーズBatorama: Croisière sur l’Ill
イル川のバトーラマのクルーズもすばらしく、ストラスブールの歴史的風景をイル川に沿って堪能することができます。日本語のオーディオガイドもありました。
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タルトフランベ
ストラスブールといえばやっぱりタルトフランベTarte flambée。カリカリの生地にベーコン、生クリーム、玉ねぎ、チーズなどがトッピングされたものです。パリで食べたことがありますが、やっぱり本場のはおいしいですね。いろんな種類があるのでいろいろ食べてみてください。特にストラスブールのチーズ、マンステールmunsterはおすすめです。匂いはキツイですが、味はまろやかでおいしいんです。
写真を探したけど・・・ない!食べるのに一生懸命になっていたせいか、食べ物の写真が全くありませんでした。というわけで自分が行っておいしかったレストランのリンクを貼りたいと思います (^▽^;)。